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食事以外で口の中に何かを入れることができない症状を嘔吐反射といいます。
無痛歯科治療であれば器具を口に入れることが、まったくといっていいほど気にならなくなります。
笑気吸入鎮静法などは、軽い麻酔にもかかわらず、ゆったりとリラックスした気分になると同時に少し感覚が鈍くなります。そのため、口に何かを入れても平気になります。
また、麻酔だけに頼るのではなく、十分なカウンセリングを行い、あらゆる手を尽くして嘔吐反射が出にくい状況をつくっていきます。

無痛歯科治療は、高齢者の方でも受けることが可能です。
90歳でインプラント手術を受けられた方もおられます。

当クリニックでは、現在のところ、麻酔による副作用は生じていません。
麻酔は100％安全と断言できるものではありませんが、経験豊かな歯科麻酔科医が行う当クリニックの場合、採用している麻酔法はいずれも安全性の高いもので、危険を伴うようなことや、深刻な副作用などはまずないと考えていいでしょう。
万が一、トラブルが起きても、熟練した歯科麻酔科医は、それに対する処置を迅速に行い、それらを事前に予防する技術・知識をもっているので、安心して治療を受けていただけます。

親知らずは虫歯や歯周病などの病気になりやすいため、放置しておくのはおすすめできません。
無痛歯科治療にすれば、親知らずを抜歯する恐怖はだいぶ軽くなるはずです。
ぼんやりしている、あるいは眠っているうちに、根の深い親知らずも抜くことができます。
抜歯後に歯ぐきが腫れあがってきたりしますが、これはある程度しかたのないことです。

しかし、腫れ止めの薬を点滴で注射する方法など、極力腫れにくくする手法もあります。
飲み薬や化膿止めや痛み止めで痛みを緩和しながら、傷がふさがるのを待つようにします。